「密室」をテーマに、本公演とはひと味ちがった濃厚な舞台空間をお届けしている神楽坂特別公演の第5弾! 第一部は、過去に上演し好評だった『囚われの林檎姫』をフレッシュな組み合わせで。 第二部は、「エピソード0(ゼロ)」と題して、好評だった舞台『地下室の媚薬』の前日譚を書き下ろし脚本で。 舞台と客席が一体となる疾風怒濤の密室劇ミュージカルを、豪華2本立てお送りする特別企画です。
戴冠式を前日に控えたロッソメーラ王国。 次期女王となる王女シュゼットは、謎の騎士により、塔に幽閉された。
塔には、王国では絶滅したはずの林檎が、なぜかひとつ置かれていた。
王女だけを置き去りにして去るはずが、何者かにより扉が閉ざされる。
密室に閉じ込められた二人はしだいに心を通わすが、そのとき城の外から爆撃音が響いてくる。
やがて明かされる二人の秘密。 火の手が迫るなか、二人が決めた未来とは……
斎 桐真 テオドール・ソルシェ :シュゼットを誘拐した騎士
清花紗海 シュゼット・ロッソメーラ :ロッソメーラ王国の王女
街はずれにひっそりと存在する媚薬屋。
店主のディーは看板も出さずに、暗い地下室でひとり、身分を隠して訪ねてくる要人を相手にひっそりと商売をしていた。
ディーの営む媚薬屋に、事情を抱えた男マリウスがやってくる。
マリウスは妻の愛を勝ちとるため、媚薬を売ってほしいと懇願する。 始めは門前払いしていたディーだったが、マリウスの話はしだいにディーの辛い過去を呼び覚ます。
一方、ディーの店には珍しい女の客、ダフネもやってくる。 ダフネはある秘密を抱えており、マリウスに媚薬屋を教えたのは、ダフネであった。
人の心を操るディーの媚薬。 その媚薬がのちに国家を揺るがすとも知らずに、三人の男女は言葉を交わす。 行きつく先に、彼らが見た景色とは……。
華波 蒼 ディーデリック・カイゼル :媚薬屋を営む青年
妃桜みおん ダフネ・デ・ブラン :媚薬を買いに来た女
月夜見 翔 マリウス :媚薬を買いに来た男
本編のあとは楽しいショータイム!
『囚われの林檎姫』と『地下室の媚薬』の出演者が勢ぞろいして、歌と踊りでフィナーレを飾ります。
メリーゴーランド10周年を記念しての、初トークショー!
司会は、副主宰の華波にうり二つの「うさみともぞう」氏。司会者とともに、メリーゴーランドの旗揚げメンバーで主宰の羽良悠里が、漫才トーク(!?)でメリーゴーランドのウラ話などをお話しました。
トークのほかにも、メリーゴーランドクルーも参戦してのお稽古風景の一コマ公開や、メリーゴーランドの数々の名曲からピックアップした歌や踊りのコーナーなど。
笑いの絶えない楽しいひとときをお客様とすごしました。
羽良悠里
華波 蒼
紗蘭広夢
北藤 光
神楽坂特別公演 vol.5 『Spring has come!! ~季節の林檎と媚薬を添えて~』 ミュージカルコメディ『囚われの林檎姫』&ミュージカルロマン『地下室の媚薬 episode0』 2019年3月1日~3日 *3月1日 特別企画「うさぎのお茶会 ~羽良悠里トークショー~」 神楽坂THEGLEE(東京都新宿区)
脚本・演出 平野華子、俵 ゆり 作 曲 内海治夫、美広まりな(うさぎのお茶会「本当の宝」) 音 響 長柄篤弘(ステージオフィス) 照 明 花木秀行(THEGLEE)、松下友理子(THEGLEE) 宣伝写真 Kikineko Musik 制 作 劇団メリーゴーランド